枯れ女の自由奔放ライフ

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幻夢はホワイト企業なのか?仮面ライダーエグゼイド33話感想。

仮面ライダーエグゼイド第33話「Company再編!」感想です。

幻夢の社長が復活し、仮面ライダークロニクルはおかしな方向に進み始めました。このままだと、ゲームのクリアができません。

CR一同とバグスターの明日はどっちに転ぶんでしょうか?

もはやツッコミも無い

父、正宗の復活にパニックとなる黎斗。自ら作ったインテリアに頭を打ち続けます。

「何故、壇黎斗がここに?」

そんな黎斗を見て、さらにパニックとなる病院長。一応CRの責任者なのに、大事なことは一切説明されてませんでした。

「シン・ダンクロトだ!」

「新」というところへのこだわりは絶対に捨てない黎斗ですが、もはや誰も突っ込んでくれません。流石に3週目ともなると、皆も相手にしている暇がなくなってきたんだと思います。

社長、ホワイトを強調

今週もポーズ機能を使い、ライダーとバグスターをとことん管理するクロノス。息子とは対象的に上げ調子です。

「我が社はホワイト企業だ」

危ない企業との評判が絶えないなか、社長自らホワイトを強調。

・社員の労働にはちゃんとそれなりの対価を払う

・ゲームのルールに従わないキャラクターを管理

・海外に事業展開して利益増を図る

確かに言われてみると、経営者としてはまっとうなことをしている気がしなくもありません。

ただ1つの問題は、経営者と労働者の間でしっかりとしたコミュニケーションが取られていないことだと思います。

結局は場が丸く収まらず、社長が力ずくで黙らせることになります。

「大事な商品を傷つけたくはないんだが……」

と言いつつも、本人は割と楽しそうにお仕置きしています。間違いなくドSです。

今のところは、限りなくブラックに近いホワイトということでしょうか。

息子、諭される

さらには、作ったゲームを横取りされた息子も父親に怒り心頭です。利用されたことに腹を立てて戦いますが、全く歯が立ちません。

父の方は色々と小難しい経営理論を並べ立てますが、息子の心にはほとんど響きませんでした。いくら正論(?)を言おうとも、信用されてない人間の言葉は頭には入りません。

 経営者としては(多分)優秀ですが、父親としてはポンコツです。そのうち、背後からブスリとやられるかもしれません。

対クロノスの秘策

しかし父親としてはポンコツでも、ゲーム管理人としては優秀かつ強力な存在。いざというときのポーズ機能は、やはり威力が絶大でした。

しかし、そんな最強のポーズ機能にも唯一の欠点が。そこに一縷の望みをかけます。

その秘策の流れはこうです↓

・黎斗がクロノスのベルトに侵入

・ポーズをかけたところで黎斗が出現

・ポーズ解除

・後ろからクロノスを羽交い締めにして動きを封じる

・その間にエグゼイドがリプログラミング

壮大な作戦に見せかけていますが、肝心なところは黎斗任せの物理的な攻略法です。

特に、クロノスを後ろから羽交い締めというところが最大の不安要素。正直、黎斗の腕力にはそこまで期待ができません。

取りあえず、エグゼイドが必殺技をぶつける暇さえあれば良いという少々雑な作戦といえます。

そんな雑な作戦なので、予想外の展開には脆かったです。まさかの飛彩の裏切りにより、エグゼイドの必殺技は阻止されました。

エグゼイドの攻撃がなければ、黎斗の羽交い締めも無力と同じ。クロノスの親父に、あっけなく突き落とされました。

黎斗がもうちょっと体育会系だったら成功確率が上がったかもしれないのに、残念なところです。

どんな好待遇が?

正宗からどんな条件を提示されて、飛彩は寝返ったのか。99%は元彼女がらみだと思われますが、CRの職場環境にも普通に問題があったかもしれません。

・命がけの危険な仕事なのに、常駐のドクターが3名しかいない

・そのうちの1名は無免許

・業務上のトラブルで1名が死亡した過去あり

・ドクター達のスタンドプレイが過ぎて統制が取れない

・CR責任者が仕事を放ったらかして仮面ライダークロニクルに興じていた

こうして見ると、今までCRが壊滅しなかったことの方が奇跡的な気もしてきました。

これは勝手をやらかすドクター共を陰で引っ張ってきた、ポッピーの功績も大きいはずです。

そんなCRの求人広告は多分、

「やりがいを求めるあなたに!」

みたいな感じになるんじゃないかと思います。

揺れるパラド

クロノスの出現により、すっかり影が薄くなってしまったバグスター勢。ラヴリカが廃盤になったことで、パラドは完全に意気消沈したようにも見えます。

「心が、震える……」

これは、ラヴリカに逢いたくて震えるということでしょうか。やはり仲間の死はダメージ大でした。

しかしこのまま震えていても、正宗の親父に出番を奪われるばかり。果たしてバグスター勢は、社長にどう立ち向かうんでしょうか。

 

唯一の攻略法も飛彩に邪魔され、打つ手がなくなったCR。このままだと仮面ライダークロニクル全世界進出エンドへまっしぐらです。

流石にポーズ技一辺倒では視聴者も飽きてくるので、来週の超展開に期待します。

今週のお題「私の沼」