枯れ女の自由奔放ライフ

枯れ女ミニマリスト・弥生の日常を綴ります

部下、怒りの反撃。仮面ライダーエグゼイド第38話感想。

仮面ライダーエグゼイド第38話「涙のperiod」の感想です。

グラファイトとの戦いに敗れ、重症を負う大我。飛彩はさらに闇落ちを深める結果となりました。

大我は無事、生死の境から生還することは出来るんでしょうか?

まずはいたわって

意識を失ってすぐに、病院へ運ばれる大我。患者のニコの動揺も大きなものでした。

「起きなかったらぶっ飛ばすから!!」

ぶっ飛ばしても良いのですが、それは取りあえず命の危機が去ってからでお願いしたいです。今はいたわりが必要です。

社長、ストレスフル

飛彩がパラドの撃破に失敗したことで、ストレスマックスの社長。ますます飛彩の扱いがぞんざいになって来ました。

そんななか、病院から手術の要請が飛彩に入ります。いつもは温厚な院長も声が険しいです。

「これは院長命令だ!」

「ピッ」

人が大事な話をしている最中に電話を没収し、通話を切る社長。出来ない部下には、私語1つも許しません。

「飛彩は……」

「途中で切られた」

そのせいで、飛彩が電話を切ったみたいな誤解がCR一同に広まってしまいました。これはパワハラで訴えて良いレベルだと思います。

元はと言えば

電話も切られ、絶望に包まれる病院内。しかし突如として、飛彩は帰ってきました。

「ありがとうございます……!」

今までのことは差し置き、永夢は帰ってきた飛彩を歓迎しました。

しかし元はと言えば、大我が重傷を負う事態を招いたのは飛彩にも責任の一端があります。それを考えると、黙ってとっとと手術をする責任は十分にあるかもしれません。

単なるワガママ?

飛彩が手術に臨む裏で、社長はしつこくパラドをつけ狙っていました。

しかしバグスターも、デムデウスウィルスでクロノスのポーズ機能を封じて対抗。戦いを有利に進めますが、クロノスにもまだ秘策があるようです。

「エナジーアイテムは私が管理する!」

その取っておきの作戦とは、社長権限でゲーム内アイテムを使い放題にすることでした。もはやクロノスの力ではなく、職権乱用による単なるズルです。

最近は不調続きのせいか、ワガママっぷりが目立ってきました。しかし余りに管理人のズルが過ぎると、ゲームのプレイヤーが激減するんじゃないかと思います。

不安

社長の自白により、飛彩に手術を失敗するよう脅していたこが発覚。手術の真っ最中でそれを知らされたCR一同にも激震が走ります。

ニコは急いで、手術を止めさせようと走ります。

「手術をわざと失敗させる気だ!」

少女の物騒な言葉に、ざわ・・・となるオペ室内。飛彩の「バレたか」めいた表情が不気味です。

しかし永夢は、パニックマックスのニコを冷静に諭しました。

「飛彩先生を信じよう」

果たして本当に信頼して良いものか、この時点だと大いに不安が残ります。例え失敗する気が無くても、異常な空気の中での手術は手元が狂うこともありそうです。

どこへ行く?

社長の卑劣な脅しを知り、怒り心頭の永夢。何らかの決意を固めます。

「僕も行ってきます」

そう言い残し、張り切ってどこかへ行ってしまいました。

医者が手術を途中で抜けるのも問題ですが、さらに今回の執刀医は飛彩。見張ってないと安心できません。院長は早く手術室で飛彩を見守りに行った方が良いです。

削られるライフ

パラドのデリートを阻止するため、クロノスに戦いを挑むデンジャラスゾンビ。しかしゾンビの戦闘力では、クロノスには敵いません。

「残りライフ70……!」

先週までは90前半まで残っていたライフが、一気に70へ。ずい分削られてしまいました。

しかし物語も残り3ヶ月を切ったので、こうしてごっそりライフを削らないと緊張感が出ません。後2~3回くらいは、黎斗のライフ激減イベントが待ってそうです。

今はまだ余裕がありますが、黎斗の残りライフが1ケタに突入する日は意外と近いかもしれません。

傍若無人

エンドレスの親子対決を繰り広げているところに、永夢がやって来ます。社長から小姫のデータを取り戻す算段でした。

「変身したらデータを消す」

延命を図りたい社長も必死です。最近は、二言目には「データを抹消する」と言ってるんじゃないでしょうか。むしろ飛彩よりも、小姫の方が優秀な手札である気もします。

小姫のデータを人質に取られては、永夢も手が出せません。無敵エグゼイドへの返信は断念しました。

「誰も私には抗えない!」

そして飛彩のみならず、部外者の永夢までひと殴りしてくる正宗。これでは、単なる危ない中年男性です。

逆襲の社畜

社長が永夢を殴る間に、手術を終わらせた飛彩が姿を現しました。

社長の脅しに屈せず、ドクターとして大我の命を救った飛彩。ついにブラック社長へ反旗を翻しました。

「お前はこの世界のガン……俺が切除する」

何週間もの間、ひどい目に遭わされてきた男の言葉はとても説得力があります。

やはり暴力や脅迫など、人を押さえつけるコミュニケーションは上手くいきません、部下を大事にしつつ信頼関係を築くのが、理想のマネジメントじゃないでしょうか。

飛彩の謝罪イベント

惜しくもクロノスには逃げられてしまいますが、飛彩は無事CRに戻ってきました。ちょうど目を覚ました大我と対面します。

「花江先生……これまでの非礼、心よりお詫びする」

今まで無免許医呼びだったのが、一気に先生まで格上げ。半年以上かかって、二人はようやく和解しました。

飛彩がせっかくデレ期に入ってきたので、ついでに永夢も名前で呼んであげて欲しいところです。

 

飛彩はCRに帰ってきましたが、引き換えに小姫のデータは消されてしまいました。少々しょっぱい結末でした。

しかし小姫のデータを消したことで、社長の手札はゼロに。今後、全方向から思い切りシバカれる結末は不可避ではないでしょうか。