枯れ女の自由奔放ライフ

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黎斗、過労死する。仮面ライダーエグゼイド41話感想。

仮面ライダーエグゼイド第41話「Resetされたゲーム!」の感想だ。

社長の悪あがきにより、リセットされてしまった仮面ライダークロニクル。クロノスに対抗できるムテキガシャットが消滅してしまった。

どこまでもゲームの存続を狙うしつこい正宗に、CR一同は一体どこまで付き合わされるのか?残り話数も少ないので、そろそろ巻かないとマズい。

宣伝乙

仮面ライダークロニクルの海外展開へ向け、マキナビジョンの社長を接待する正宗。しかし行き当たりばったりのリセット作戦で、取引に必要だったガシャットも無くなってしまった。

「話がチガイマス」

その結果、カタコトの日本語で提携を断られてしまった。これで仮面ライダークロニクルの海外展開の望みは断たれた。

仮面ライダークロニクルとVRが融合すれば……」

からの、映画の宣伝だった。

正宗がやらかしたリセットは、仮面ライダークロニクルの大きな分岐点になっているらしい。まさかこの社長が、そんな重要人物だとは予想もしていなかった。

正宗のせいで観られなかった真のエンディングは、映画の方でチェックするしかない。

自業自得

しかしリセットのせいで、クロノスに対抗する手段は無くなった。永夢&バグスターはゲムデウスウィルスを持つグラファイトに協力を要請するが、断られてしまった。

そしてそこへ、社長の正宗が乱入。グラファイトを絶版にしようとする。

「今私は機嫌が悪い……!!」

海外展開が無くなったことで、怒り心頭の親父。しかしそれは、ほかならぬ己のリセットのせいだ。八つ当たりはよろしくない。

二人は仲良し

そんな大人げない親父だが、戦闘力は高い。無敵の力が無い永夢とパラドでは、クロノスには勝てなかった。

「永夢の命は俺が守る!」

「自分の命も大事にしろよ」

お互いがお互いをかばい合う男二人。たったの一週間で、ものすごい仲良くなっていやがった。

今の二人なら、ときめきクライシスも余裕でクリアできるんじゃなかろうか。

むしろ思い出したくない

しかしいくら絆が深くても、勝てないものは勝てない。ここはひとまず退散する。

説得に失敗したことで、飛彩・大我・ニコの3人は本格的にグラファイトの討伐へ。ムテキの力のない永夢は、途方に暮れるしかなかった。

「肝心なことを忘れてないか……?」

何か聞こえてた気がするが、むしろ思い出さなくて良い気がする。

圧倒的なレベル差

仮面ライダークロニクルをクリアすれば、ムテキの力も不要。大我・飛彩は、グラファイトとの決着に臨む。

グラファイト→ゲムデウスの力でレベル限界突破

飛彩→タドルレガシーレベル100

大我→デュアルベータレベル50

しかし果たして、この圧倒的なレベル差は埋まるのか。前回は瀕死の重傷を負っただけに、不安なところではある。

最強の社畜

飛彩&大我が死闘を繰り広げている頃、CRではムテキガシャットの再開発が行われていた。今回は急ピッチで開発しないといけないので、黎斗もいつも以上にハイテンションとなる。

「ウオオアアアーーーーーー!!!!」

結果、真っ白に燃え尽きる。ただ開発を頑張っただけなのに、ライフが1減る過酷さだ。

しかしリセットのお陰で、黎斗の残りライフも復活。いくらでも過労死し放題の、最強の社畜である。

しかし逆に言えばこれは、「黎斗はバグスターだから過労死できるけど、人間の皆は無理しないでね!」というメッセージなのか。いっそ労働基準局とタイアップして、違法な残業の規制PRをすれば良いと思う。

笑顔が止まらない

黎斗が過労死している間に、グラファイト討伐はヒートアップ。戦うことが生きがいのグラファイトも、珍しく笑顔を見せる。

「あいつ、楽しそうだ」

その頃のCR↓

「ハハハハハハハハ!!」

こっちもこっちで、ある意味盛り上がっていた。

しかしせっかくのグラファイトとの決着なんだから、もうちょっと自粛したらどうなのか。事あるごとに前に出たがる性分は、親父譲りなのかもしれない。

壇親子の争い

激闘の末、グラファイトを撃破してゲームクリアを果たす飛彩・大我・ニコ。ついにゲムデウスを呼び出す儀式を始める。

だが当然、正宗のリセットによる妨害もある。やはりクロノスが邪魔をする限り、仮面ライダークロニクルは終わらないのか。

と思ったら、なぜかリセットが効かない。正宗は復活したムテキにシバカれる結果となった。

「セーブ機能を搭載したのさ!」

いくら妨害されても、その度に新機能を開発。黎斗も執念深い。

しかしここまでの展開を見ると、

・正宗の逮捕→黎斗好き勝手し放題

・クロノス、ポーズ機能で大暴れ→ムテキの開発で対抗

・クロノス、リセットでムテキを消す→セーブの開発で対抗

ああすればこうする、キリのない親子の争いである。

そしてそれに巻き込まれる、CRとバグスター一同。その間恋人を復活させたくて闇落ちしたり、重傷を負って死ぬ一歩手前まで追い込まれたり、バグスターとして復活させられたりと、被害も甚大だ。

もう壇親子をまとめて刑務所に入れるのが、世の中を平和にする一番確実な方法なんじゃなかろうか。

ときめくな

とにかくも黎斗のリセットのお陰で、仮面ライダークロニクルのストーリーは進んだ。ついにゲムデウスが姿を現す。

「美しい……!!!」

実体化したゲムデウスの姿にときめきを隠せない黎斗。その乙女な姿に一瞬「カワイイ」と感じてしまったのは、一生の不覚だ。

しかし確か、ゲムデウスを開発したのは黎斗自身じゃなかったか。これは自分へのときめきということか。

 

親父の数々の妨害を乗り越えて、ついに仮面ライダークロニクルも佳境を迎えた。夏休みいっぱいで、CRとゆかいな仲間たちが観られなくなると思うと哀しいものだ。