枯れ女の自由奔放ライフ

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ツルギ、美人秘書に壁ドン。宇宙戦隊キュウレンジャー22話感想。

宇宙戦隊キュウレンジャー第22話「伝説の救世主の正体」の感想です。

苦労の末に復活させたアルゴ船の中には、謎の男・鳳ツルギが眠っていました。

やたらと伝説にこだわる、ツルギの真意とは?キュウレンジャー一同、新たな波乱の幕開けです。

立ち直りの早いチャラ男

アルゴ船の中から突然蘇った謎の男に、戸惑いを隠せないキュウレンジャー一同。早速調査のために、伝説の救世主について知っている精霊のエリスに話を聞きに行くことになりました。

「任せてよ♪」

この任務に選ばれたのは、バランスとチャンプのロボコンビ。修理でようやく帰ってきたと思ったら、再び調査に駆り出されるチャンプはやはり苦労人だと思います。

そして精霊のエリスと言えば、バランスがチャラいナンパを仕掛けて見事に玉砕した相手です。バランスはこの調査にノリノリでしたが、都合の悪いことはサッサと忘れる主義なんでしょうか。今度は「鉄くずに還れ」と言われないことを祈ります。

バランスが振られたときの話はこちら↓

karejo-jiyuhonpo.hatenablog.com

答えは一種類

ロボコンビが調査に出かけた直後、突如オリオン号の窓の外に出現するツルギ。早速キュウレンジャー一同から質問攻めに遭います。しかし突然の質問にも、ツルギは親切に答えてくれました。

「すなわち、オレ様は伝説だ」

先週に引き続き、質問の内容は総スルーで自分が伝説の存在であることを強調。取りあえずこの男は、何でも「伝説」の一言で片付けようとする奴だという事だけは分かりました。

「1つも質問に答えてないぞ……!」

流石のナーガも、ツルギの雑な回答には突っ込まずにはおれませんでした。

一蹴される伝説

あまりの話の通じなさに、違和感を覚えるツルギ。これまでの自分の功績を語り、いかに偉い人間だったかとキュウレンジャーに解説してきました。

「信じられない!!!」

しかしそれも、ナーガに一蹴される始末。余計に己の信頼を貶める結果となりました。

ナーガの中では、「ツルギ=信じられない」としっかり刻みつけられている模様。今後の関わりのなかで、信頼を取り戻すことは出来るでしょうか。

ツッコミも伝説級

その後チキュウの住人に聞き込みをするも、誰もツルギの存在を知りませんでした。今のツルギは、単なる不審者でしかありません。

「なんてこったい!!」

しかしキュウレンジャー一同や住人の薄い反応に対しても、全力で突っ込むツルギ。リアクションの良さは伝説級だと思います。

伝説改変の代償

なぜ、ツルギのことを誰も知らないのか?どうも原因は、ジャークマターによる歴史の隠蔽らしいということが分かってきました。早速、ジャークマターの教育機関である「ジャークマター大学」に乗り込みます。

「歴史を塗り替えたのはお前か」

そして授業中のアクダイカーン、マナビルに対して問答無用の攻撃。自分の伝説を軽んじる存在に対しては容赦がありませんでした。この調子だと、ツルギ自身の伝説が多少大げさに語られている可能性もある気がします。

突然の三角関係

己の伝説にこだわるツルギには、監視役としてスパーダとラプターが同行中です。その最中で、秘書アンドロイドのラプターがダメージを負ってしまいました。

機械の知識もあるらしいツルギは、ラプターに壁ドンをしかけて故障箇所を探ります。

ラプターーーーーー!!!!」

その様子を見たスパーダ、なぜか混乱気味に二人の間へ乱入。謎の三角関係が出来上がりました。

果たしてキュウレンジャーのスタッフは、この三角関係の続編を作る気があるのかが気になるところです。

十把ひとからげ

シェフのスパーダと秘書アンドロイドのラプターに対し、戦いに向いてないと苦言を呈するツルギ。他の仲間達に対しても辛辣なジャッジを下します。

「ただのラッキー、おじょうちゃん、無感情、子供にイヌ……」

ついでに、のん気な上司にブラコン、チャラいロボットと修理したてのロボットもいます。言われてみると、よく今まで数々の危機を乗り越えてきたなあと思います。

これまでも非戦闘民がレンジャーとして活躍するシリーズはたくさんありましたが、ここまでバラエティに富んだ仲間たちはいなかったかもしれません。宇宙規模の話は何でもありです。

Gに耐えるのは仕様?

ツルギの辛辣さにも負けず、スパーダとラプターはマナビル撃破に奮闘。無事に倒すことができました。

しかしお決まりの巨大化により、ロボット戦に突入。ここはツルギとアルゴ船の出番です。

まずはホウオウボイジャーに乗り込み、そこからホウオウステーションとドッキングする仕様です。

「うおお!!」

しかしステーションは宇宙にあるので、まずは宇宙空間へホウオウボイジャーを飛ばす必要があります。その度に、ツルギは強力なGに耐えねばなりません。

なぜこんな過酷な仕様にしたかは不明ですが、毎回Gに耐えての出撃でツルギの寿命が持つのか心配です。

タコの復活は

ツルギの活躍により、無事に敵は倒されました。しかしその陰で、ジャークマターも不穏な動きを見せていました。

「よく来た、フクショーグンよ……」

どうやら、新しい幹部の登場のようです。

しかしその前に、先週倒されたタコはどうなってしまったんでしょうか。あのまま退場というのは少し寂しい気がします。来週こそは復活に期待です。

夏の浴衣ダンス

夏休み突入ということで、EDが音頭仕様になっていました。皆の貴重な浴衣姿を見ることができます。

ただでさえ踊るのは大変なのに、浴衣でキュータマダンスというのはさらに難度が高そうです。最近のレンジャーも楽じゃありません。

 

タイトルが「救世主の正体」と言う割に、結局ツルギが何者なのかはほとんど分かりませんでした。夏休みいっぱいはツルギの謎で引っ張る算段なんでしょうか。

もうすぐ映画も始まるし、夏もキューレンジャーからは目が離せません。