枯れ女の自由奔放ライフ

枯れ女ミニマリスト・弥生の日常を綴ります

オライオンの心意気。宇宙戦隊キュウレンジャー第30話感想。

宇宙戦隊キュウレンジャー第30話「ヨッシャ!奇跡のキュータマ」の感想だ。

過去でドン・アルマゲの攻撃を受け、大ピンチのレンジャー一同。このままだと、未来に帰る前にやられてしまう。

はたしてキュウレンジャーは、立ちはだかる強敵を倒すことができるんだろうか?

「何てこった」はなかった

今週はツルギのナレーションからスタートだ。先週までの物語を、分かりやすく説明してくれる。

「ドン・アルマーゲに戦いを挑むが……」

ここから流れるように本編スタート。安定した物語運びだ。

てっきり「ラッキーがやられてしまった。何てこった!」みたいなセリフがあるかと思ったが、この状況で流石にそれはなかった。

すでに死にかけ

瀕死のラッキーを守るため、一時避難するレンジャー。他のレンジャーやオライオンも満身創痍だ。

特にオライオンに何かあれば、これまでの歴史が変わってしまう。

「お前に死なれたら、誰が伝説を語り継ぐんだ?」

ゴメン、もうすでに重傷だった。

やっぱり戦いの前に、家族の話なんてするんじゃなかった。フラグの力からは、誰人も逃れられない。

ラッキーの配慮

これ以上、ラッキーの治療はオリオン号ではできない。ツルギはホウオウキュータマの力を使いラッキーを助けようと考えるが、それはツルギの命を危険にさらしかねない。

「ダメだ……!」

ツルギを心配したラッキー、必死の説得。意識はあるが、やはりフラッフラだ。

しかしそんなときでも、ジャケットを羽織る配慮は忘れない。ラッキーは意外にジェントルマンなのかもしれない。

服が嫌いなのか?

が、ツルギも死ぬ気はない。ラッキーの奇跡を信じて、賭けにでる。

ホウオウキュータマの力を解放してラッキーの治療にかかるが、やはりツルギへの負担も大きかった。

「うおお!!!」

必死になるのはうなづけるが、なぜそこで脱ぐ。

初登場のときも半裸だったし、もしかして服嫌いなのか。親ごさんは風呂上がりのときなど、苦労させられていたに違いない。

親子?

ラッキー、ツルギの必死の治療により復活。オライオンと共闘して、ドン・アルマゲに立ち向かう。

「宇宙は皆のもんだ!!」

こうして二人並んでみると、中の人同士も親子っぽい気がしてくるから不思議だ。特に、ちょっと下がり気味の目元が似てなくもない。

デカい

オライオンとラッキーの力で、キセキキュータマが出現。新たな力を得る。

が、ほかのキュータマに比べるとかなりデカい。スターチェンジするときもちょっと大変そうだ。

戦闘のときなど、重さでポロッと外れたりしないか少々心配である。

それも武器なのか

ラッキー、奇跡のシシレッド・オリオンに変身。脅威のパワーでドン・アルマゲに立ち向かう。

背中にマントっぽいヒラヒラが付いたなと思ったら、それを使って敵をぶん回す。飾りも立派な武器だったのか。

「すげえ……!」

シシレッド・オリオンの仕様に、チャンプも驚く。まさに奇跡のパワーだ。

リフォームも完了

ラッキーがパワーアップしている間に、オリオン号の修理も着々と進んでいた。

「オリオン号の修理、完了しました!」

修理のついでに、内装のリフォームまで完ぺきに終わっている。ラプター一人でここまでやったならスゴい。

まさかとは思うが、労働力としてヨロヨロの状態のツルギがかり出されてないことを祈る。

無縁仏

ついにドン・アルマゲを倒したレンジャー。が、残念ながらオライオンは助からなかった。

やむなく、適当な丘にそのまま埋葬。しかしこのままだと、オライオンは行方不明扱いだ。しし座の星の家族には連絡の1つくらい入れてやってほしいと思う。

またですか

オライオンが死んでしまったので、伝説を残す人がいない。このままだとキュウレンジャーがいない未来に変わってしまうので、司令が残って伝説を伝える役目にでる。

「俺も残るぜ」

と、ここでまさかのチャンプも残留を宣言。

スコルピオの追跡・大破・過去組で分かれるときて、また離脱だ。何かにつけて裏方に回されるチャンプに、いつか光が当たることを願いたい。

2週ぶりのナーガ

司令とチャンプを残し、現代に帰ってきたレンジャー。

宇宙は平和になってるかと思ったら、なぜかドン・アルマゲはまだ生きていた。

「ハッハッハッー!!」

そして、2週間ぶりのナーガ登場。さりげなくフクショーグンのセンターを張るなど、ラッキーたちが過去に行っている間にすっかり馴染んでいやがった。過去での戦いも吹っ飛ぶインパクトである。

 

せっかく苦労して倒したのに、なぜドン・アルマゲは復活しているのか。謎は深まるばかりである。

来週はようやく、ナーガを取り戻すくだりに入るらしい。これは目が離せない。