枯れ女の自由奔放ライフ

枯れ女ミニマリスト・弥生の日常を綴ります

ラッキーの目にも涙。宇宙戦隊キュウレンジャー第37話感想。

宇宙戦隊キュウレンジャー第37話「ラッキー、父との再会」の感想だ。

父がジャークマターに屈したという話を聞いたラッキー。しかしそんなことを、簡単には信じられない。ここは、自分の目で確かめるしかなさそうだ。

ラッキーの生まれた星では、一体何が待ち受けているのか?

張り合うな

ラッキー、シシ座系の王子であることが判明。皆で王族のラッキーを丁重に扱う空気が出来上がる。

「オレ様は初代宇宙連邦の大統領だ」

そんななか、自分は王子より偉いと主張する伝説の男。お前は小学生の男子か。けっこう器の小さい元大統領である。

説得力

父親がジャークマターの手下であるとは信じられないラッキー。実際にしし座系へ行って、真相を確かめることにする。仲間も、ラッキーの思いを分かってくれた。

「そんなことを聞いて、平気でいられるはずがない……」

特にオレンジの弟が、深い共感を寄せる。流石、仲間を兄弟げんかに巻き込んで大迷惑をかけた男の言葉には説得力がある。

支持率……

しし座系へ降り立つ、レンジャー一同。ラッキーの父であるアスラン王の演説があるというので、広場まで行ってみることにする。

「ジャークマターに降伏せよ!」

親父、堂々と市民の降伏を促していた。逆らうと死刑にするというのは、ほぼ100%脅迫だ。

「アイツは俺たちを売ったんだ!」

そして市民は、そんな王様に怒りをつのらせ石まで投げつける。アスラン王の支持率、0%だった。

カメハメハ大王

そんな王様の背後には、フクショーグンのククルーガとカローのジューモッツが控える。庶民をかばいながらの戦いを強いられたラッキーは、ククルーガにやられてしまた。

と、そこへ突然の雨の気配がやってくる。

「演説は中止だ!」

戦いも放棄して、さっさと逃げ出すジャークマター勢。雨の日は働かない、カメハメハ大王主義なのか。

卑劣とは

ククルーガに捕まってしまったラッキー、翌日に公開処刑させられることになってしまう。

「オレは卑劣な奴は許さん!」

ちなみに卑劣の意味は、「することが正々堂々としておらず、いやしくきたならしいこと。」とある。このセリフ、まんまククルーガへのブーメランじゃなかろうか。

推理の中身

ラッキーを急いで助け出すため、現場へ向かう一同。アスラン王へ水を浴びせかけると、砂となって崩れ落ちてしまった。

「オレ様の推理が伝説になったぜ……!」

その推理の中身とは、

・倒した敵が砂になって崩れ落ちた

・雨を気にして逃げ出した

すなわち水に弱い!!

これだけの手がかりがあれば大体検討がつく気もするが、あえて何も言うまい。

伝説級のアイデア

ククルーガとジューモッツを撃破するレンジャー。が、まだ市民のざわツキは完ぺきに収まっていなかった。

「オレ様に伝説級の考えがある!」

混乱する庶民の前に、立派な衣をまとったラッキーが登場。一同、堂々とした佇まいに目を見張る。

「まさかアニキが!?」

スティンガー、まさかの得意のお裁縫を披露。ツルギに頼まれてでラッキーの服を縫ってくれていた。この男、どれだけの奥さん味を隠し持っているのか。

しかし衣が立派なだけに、下のジーパンとスニーカーが目立つ。ついでに中の服も整えてやってほしかった。

ドラゴン特集?

来週は新たなキュータマを求め、司令が活躍するらしい。ライダーの方もドラゴン回だし、東映がここに来てドラゴン特集を組んできた。そんなに龍を推してなにを企んでいるのか。

 

父親の無念は、なんとか晴らすことができた。ジャークマターの本拠地も、もう近いところまで来ている。

しかし来週はまた、いろいろな意味で不穏な気配がしている。これは見逃せない。