枯れ女の自由奔放ライフ

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ツルギの覚悟。宇宙戦隊キュウレンジャー第42話感想。

宇宙戦隊キュウレンジャー第42話「父か?宇宙か?ラッキーの覚悟」感想だ。

父親のアスランが、ドン・アルマゲの手先であることに動揺するラッキー。その動揺は、レンジャー内に微妙な空気をつくる。

揺れるラッキー、覚悟を決めることはできるか?

お前もか

ドン・アスランの攻撃により重傷を負ったガルだが、何とか一命は取り留めた。残りのメンバーで、戦いへ赴く。

「ウッ……!!!」

と、いきなり心臓発作に見舞われるツルギ。なんの前触れもなしに嫌なフラグを立てる。これ以上のヘビーな展開は、ちょっと待っていただきたい。

先週の分を取り戻す

惑星サザンクロスの内部へ突入するレンジャー。早速巨大エネミーからの迎撃を受ける。

「いくぞ!」

当然ながら、こちらも巨大ロボで応戦。冒頭からの巨大戦だ。

先週ロボの出番がなかった分は、今週でキッチリ取り戻す。特撮はその辺りのバランス配分も欠かせない。

トラウマロボ

苦戦するレンジャーの前、さらなる超巨大エネミーが立ちふさがる。

「久しぶりだな!」

「嬉しいぞ!」

「アキャキャ!!」

これまで倒したフクショーグン達の詰め合わせだった。マッドサイエンティスト、アントン博士の力作だ。

しかし首の長いテッチュウが左サイドに来てしまったので、少々収まりが悪い。なんとかいい感じに、3ショーグンの顔を収める方法はないものか。

ロボの弱点

一方、ドン・アスランはラッキーを狙ってくる。

「父さん!」

「抹殺!!」

アスラン王、操縦席を狙い撃ちしてラッキーを外へ追い出す。巨大ロボ、ここにきて致命的な弱点が見つかってしまった。ロボのデザイン上どうしようもない部分を攻めてくるとは、流石ラスボスの側近である。

まさかの活躍

危ういところで、コギツネキュータマのステルス機能で逃げることに成功。が、サザンクロスのコアの爆発を何とかしないと、宇宙が滅んでしまう。

「俺に考えがある…!」

ナーガのブラックホールキュータマで、爆発のエネルギーを吸収する作戦だ。闇落ちナーガの必殺アイテムが宇宙を救うキーアイテムになるとは、ジャークマター一生の不覚である。

説得力大

ラッキー、アスラン王と戦う決意をするものの、未だ心は晴れない。そんなラッキーに、スティンガーが詰め寄る。

「今のお前はあのときの俺と一緒だ!」

毎度のことだが、こういうときの説得でスティンガーの右に出るものはない。やはり元トラブルメーカーの言葉は重いのだ。かつての黒歴史を十二分に活かす男である。

工作

ステルスで隠れている間に、バランスとナーガが重力発生装置を作り上げる。

「もうすぐ完成するよ!」

BNコンビ、二人で地道な電子工作に励む。ものすごい秘密兵器を作ってるはずだが、作業はアナログだ。元のキュータマの力が大きいから、作りはシンプルでも十分ということか。

呼び方

だが、敵の数も多い。レンジャーもまだ危機の真っ只中だ。

「フクショーグンの三種盛りも来るだろうしね……」

スパーダ、アントン博士の傑作を三種盛りで片付ける。

一応アチャキューガという名称があるんだが、この呼名を使う人はほとんどいないに違いない。詰め合わせだの三種盛りだの、グルメギフトのように片付けられる哀しき運命である。

無理するな

覚悟の末、やりたいことをやると決めたラッキー。宇宙もアスラン王も助ける決意を固め、仲間にも協力を求める。

「もちろんじゃけぇ……!」

そんなラッキーの要請に、真っ先に応えるガル。己の重傷よりラッキーへの熱い思いが勝る男である。

が、頑張りすぎて華々しく散りやしないか、ちょっと心配である。

EDの仕事ぶり

激闘の末、三種盛りショーグンを片付けるレンジャー。が、覚悟のツルギは一人、ドン・アルマゲの元へ行ってしまう。

「久しぶりだな……」

「ドン・アルマゲ……!」

「3・2・1・オッキューーー!!!」

展開がシリアスになればなるほど、輝きを増すED。制作陣、ここまで計算しての、このEDなのか。後々まで伝説として語り継がれるソングかもしれない。

 

ジャークマターとの最終対決が始まったキュウレンジャー。しかし来週のクリスマス回も忘れない。このシリアス展開とクリスマスを、どう結びつけるか注目だ。