枯れ女の自由奔放ライフ

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九草粥で無病息災。宇宙戦隊キュウレンジャー第44話感想

宇宙戦隊キュウレンジャー第44話「ドン・アルマゲの正体」の感想だ。

サザンクロス基地の爆破から、無事に生還したレンジャー一同。だが、ドン・アルマゲの脅威は残ったままだ。

世間は年明け正月ムードでも、レンジャーに休みはない。

新年の挨拶

「ボクチンはショウ・ロンポー!」

新年最初のキュウレンジャーなのに、そこはラッキーが出てこないのか。

なぜそのメニュー?

シリアスムードのなか、スパーダが特製の九草粥で無病息災を願う。

「そんなんじゃ力出ないだろ!カレーくれ!!」

ツルギ、なぜかカレーをプッシュしてくる。チキュウで作ってもらったカレーの味が、そんなにも忘れられなかったんだろうか。

おかゆが冷めるので

ツルギのカレーコールに対し、久々に登場したペガさんがツッコミを入れる。事情を知らないペガさんのため、しばしの振り返りタイムが始まる。

「ドン・アルマゲは倒したんやないのか?」

だがその間にも、食事の準備はしっかり進む。おかゆは冷めたら不味いので、当然っちゃ当然か。

シンプルなツッコミ

カラス座系の星が、次々と爆発。惑星ベローナには、これまでみたことのないモライマーズが出現していた。

「あのモライマーズ、黒い!!」

コタロー、これ以上ないシンプルなツッコミである。だがシンプルすぎて、その後のコメントに少々困る。

後ろが気になる

カラス座系は、ツルギとクエルボが出会った星だった。ツルギがクエルボの計画をもとに、脱走計画を企てたのが始まりだ。

「俺様が道を開く!!」

が、二人の出会いよりも、後ろに控えたバラエティ豊かな囚人たちの方が気になる。

宇宙が舞台のキュウレンジャーだが、顔色が赤や青の住民たちは出てきそうで出てこなかった。

クライマックス?

スパーダに取り付いたペガさん、戦いの場でもスパーダを引っ張る。ペガさんの関西弁といいペガさんのフォームといい、某電車ライダーの思い出が蘇る。

トラウマの再来

アントン博士、ワームをパワーアップさせたボスワームをレンジャーに差し向ける。

「気持ち悪い!!!」

ハミイ、フォルムチェンジしたワームに不快感を示す。以前に出てきたアチャキューガといい、アントン博士はトラウマデザインが好きな人である。

こぐま座の存在感

ボスワームの力に圧倒されるレンジャー一同。だがペガさんの一喝により、皆の闘志が沸き立つ。

「宇宙戦隊・キュウレンジャー!!」

各々、パワーアップしたフォームを披露。しかし巨大化したコグマスカイブルー、皆の存在を見事に食っている。

こっちも助けて

「……(グッ!)」

そして皆がパワーアップしている間、ずっと発作で倒れっぱなしだったツルギ。戦いで手が放せないのは分かるのだが、こっちも助けてやってほしい。人命救助は最初の3分が命だ。

3週間かかりました

レンジャー、ついにアントン博士とボスワームを撃破。そこへ、ドン・アルマゲが姿を見せる。

「ボクの正体、伝えてくれたかい?」

いや、全く聞いてない。むしろ聞いてないまま年を越してしまった。なんだかんだで3週間も過ぎてしまった。

 

ドン・アルマゲ、クエルボがその正体だった。脇役なのに声優が豪華だったり妙な存在感があったが、そういう理由があったのか。

この間はお父さんが死んだことでお通夜ムードだったのに、さらなる重苦しい展開を持ってくる特撮はちょっと鬼である。