バーバー桐生の災難。仮面ライダービルド第19話感想。
仮面ライダービルド第19話「禁断のアイテム」の感想だ。
猿渡の力に圧倒されるビルド&クローズ。このままでは、北都にボトルを奪われるのは時間の問題だ。オマケに内海も北都側につくなど、ますます不利になる。
立場がどんどん危うくなる東都、明日はどっちへ転ぶのか?
例によって
やっぱり生きていた内海。しかし、撃たれたに川から落ちてどう生還したのか?
「スタークに助けられたんですよ」
またマスタークか。どこまでも邪魔をされ続ける幻徳である。
しかし今後はなにかあっても、スタークがフォローしたということで全てカタが付きそうだ。姿はあまり現さないのに忙しいキャラクターである。
日本のインフラ
猿渡一味、バーバー桐生を占拠して基地にしていた。
「なんでビルドとつるんでるんだよ……」
ドルオタの猿渡の頭には、もはやみーたんのことしかない。北都は娯楽が一切なさそうだから、よけいにみーたんにハマってしまったんだろうか。
しかしスカイウォールで全てが遮断されたなか、よく北都で東都のネットアイドルを応援できたもんだと思う。バレたら逮捕されてたかもしれない。
単純
戦兔と猿渡、二度目の衝突。猿渡は戦兔に、みーたんとの関係を問いただす。
「アイツは……別人だ」
とっさに嘘をつく戦兔。しかし大のみーたんファンが、そんな苦し紛れの言い訳で納得するのか。
「………びっくりさせんなよー!!」
した。
猿渡、思った以上に単細胞だった。この真っ直ぐさ、龍我も超えているかもしれない。
マスタークの触診
みーたんの件が解決したことでスッキリした猿渡。心置きなくビルドと戦うが、そこへマスタークの横やりが入る。
「お前らのハザードレベルを整理してやろうと思ってな」
それはいいが、なぜそのための方法が太ももタッチなのか。この男、色々な意味で危険人物だ。
逆に危ない
マスタークの命令により、一時撤退した猿渡一味。その間に東都はボトルを分散させ、一度に奪われないようにしていた。その大半は秘密基地のなかだ。
「ここも、危ないよね?」
「俺たちも分けて持っておいた方がいいかもしれない」
どう考えても、ほぼ一般人の女子供にボトルを預ける方がよっぽど危険じゃなかろうか。分けて持つにしても、戦兔と龍我だけで分担してもらいたい。
責任はどこにある
猿渡と三バカは、かつて北都で農園をやっていた。が、スカイウォールの影響で立ち行かなくなってしまった。
「明日食うもんさえなくなって……!」
貧困に嘆く三バカの一人である赤羽、この責任は一体誰にあるんだろうか?
1.惨劇を引き起こした張本人であるマスターク
2.軍事に予算をつぎ込んで貧困対策をしなかった北都の首相
3.みーたんにお金をつぎ込んでいた可能性が大きい猿渡
とりあえず、素知らぬ顔でなぐさめているマスタークはぶん殴っていいと思う。もしかしたら一番の被害者は三バカかもしれない。
世間への投げかけ
龍我、公園に人っ子一人いないことに心を傷める。
「子供が公園で遊べないなんておかしいだろ!」
戦争が起きてない現状でさえ、やれ子供の声がうるさいだの遊具が危険だのと言われる世の中だ。文句ばかりいう大人へのメッセージだろうか。
ひみつ道具?
パワーアップの人体実験を受けた三バカ、ビルドより強くなる。三バカとグリスの力に太刀打ちできず、ボトルを奪われてしまった。
「行くぞ」
グリス、巨大なプロペラでその場から離脱。どう見ても某猫型ロボットが持っている飛行グッズだ。ファウストはついにひみつ道具を作る技術を手に入れたのか。
もしかしたら次は、空間を自由に通り抜けできる輪っかなんかが出てくるかもしれない。
北都にやられっぱなしで、最近いいところがない東都勢。幻徳も頭が痛かろう。来週からの巻き返しに期待したい。