社長、復活。仮面ライダーエグゼイド32話感想。
「下されたJudgment!」、仮面ライダーエグゼイド32話の感想です。
壇黎斗(クロト)の父親、壇正宗が復活しました。泥沼化する人間とバグスターの戦いに、どんな変化が表れるんでしょうか。
ポッピー、良い奴
黎斗と強力して、仮面ライダークロニクルを終わらせる決意を固めるCR一同。シン・クロトは仮住まいとして、ポッピーと相部屋で暮らすことになりました。
「こっちにはみ出ないでよ!」
文句を言いつつも、何だかんだで黎斗を見捨てないポッピー。本当に良い奴です。
言うことを聞かない3人の野郎どもを何とか取りまとめたりと、これまでも苦労の連続だったポッピー。これまでの仮面ライダーシリーズのなかでも、ベスト3に入るお母さん属性を持つヒロインじゃないかと思います。
ラスボスの名前
仮面ライダークロニクルの中ボスも、残り3体。もうすぐラスボスと戦えます。
「仮面ライダークロニクル最強の敵・ゲムデウス」
黎斗のネーミングの才能は、ゲームのアイデアなどを出す方にほとんど持っていかれてしまったんでしょうか。実にシンプルな命名です。
自分のシン・ダンクロトという名前も、本人はかなりこだわっています。ゲムデウスという名前も、実はかなり気に入っているのかもしれません。
そう言えば部屋のレイアウトにも、9・6・10(クロト)のオブジェを堂々と飾っていまいた。やはり幻夢コーポレーションは、優秀なデザイナー専門の社員を雇った方が良いんじゃないかと思います。
院長・久々の登場
CRへ出動の要請がかかり、現場へ駆けつける一同。腰痛持ちでやたらとヨボヨボしたライダーが、敵に襲われていました。
「院長!?」「親父……!」
誰かと思えば、正体は院長。いつの間にか姿を消したと思ったら、仮面ライダークロニクルに参戦していました。
己の腰をかばいつつ戦うライダーが、よくぞここ数週間の過酷な戦いを生き残ったなと思います。
しかし歳には勝てず、上級バグスターにあっけなく撃破されます。一体も敵を倒すことなく、プレイ不能となってしまいました。
「何でゲームを?」
「何か役に立ちたかったんだよ……」
その結果、CRの仕事が余計に増えることとなりました。やはり危険な仕事は、体力のある若者に任せるしかありません。
ただ、腐っても院長は院長。その権力を使い、機密扱いのガシャットをどうにか手に入れるという重要な仕事が回ってきました。仕事は、適材適所が一番だなと実感させられます。
ラブリカ・狙い撃ち
仮面ライダークロニクルを終わらせるべく、チームでバグスターに立ち向かう一同。上級バグスター3体と同時に戦います。
まずは、ラブリカの取り巻きの女子たちを一掃。本体に直接ダメージを与えられるところまで追い詰めました。
これはつまり、一番弱そうなラヴリカを狙い撃ちにするという作戦でしょうか。ボスと戦うときは、周りの雑魚から片付けるというのは定番の攻略法です。
確かにパラドもグラファイトも撃破するにはハードルが高そうなので、倒せそうなところから倒すというのは効果がありそうです。
帰ってきた社長
そうしていよいよ撃破できるかとなったところで、まさかの社長登場。無断で持ち出したガシャットで、仮面ライダークロノスに変身します。
「ポーズ機能……!」
ゲームではお馴染みのポーズ機能。まさかそんなアナログ仕様が、ゲーム内の最強技になろうとは思いもよりませんでした。
(見た目からして、●IO様のザ・●ールドでした)
ポーズをかけられたライダー一同とバグスター、共に手も足も出ず。特に、勝手に社長の座を奪ったラヴリカにはキツい仕置きが待っていました。
「終焉の一撃」
社長の独断により、ときめきクライシスは絶版へ。自分がいない間に好き勝手されたことを、秘かに根に持っていたのかもしれません。上の人間に逆らうのも命がけです。
ラスボスのゲムデウスを倒すはずのクロノスが敵に回ったことで、ゲームが終わらなくなってしまいました。このままでは、仮面ライダーも一生ゲームの中で働かされることになります。どんなブラック企業よりも過酷な仕打ちです。
ゲーム病をこの世から一掃させることはもちろん、CRのワーク・ライフ・バランスのためにも、社長を早く止めないと大変そうです。