パラド、土下寝する。仮面ライダーエグゼイド40話感想。
仮面ライダーエグゼイド第40話「運命のreboot!」の感想です。
パラドが消滅したことで、エグゼイドへの変身能力を失った永夢。その間にも、ニコのゲーム病は確実に進行していきます。
窮地に追い込まれたCR一同は、ニコを助けることが出来るでしょうか?
突然の鼻歌
物語開始早々、いきなり流れてくる謎の歌と花壇の映像。いきなりの正宗ワールドが展開します。
「ジャスティ~ス♪…………リスタ~ト♪」
最初と最後のワード以外は、全て鼻歌でした。おそらく、この歌がサウンドトラックに入ることはないだろうということだけは分かります。
逃亡する親子
永夢が変身できなくなったことで、ピンチに陥るCR一同。それでもニコを何とか治療するため、残りのメンバーでクロノスのガシャットを破壊しようと試みます。
ムテキガシャットを使ってポーズ機能を封じ込めるも、永夢以外のライダーでは10秒しかムテキは持ちません。
「どこだ!!」
それをしった社長の正宗は、ムテキタイムを隠れてやり過ごす作戦に出ました。勝てない相手は最初から相手にしないに限るようです。
そうこうしている間に、10秒のタイムリミットが来てしまいました。
「ハイパームテキを奪われたら終わりだ!」
そして、ガシャットの強奪を恐れた黎斗はその場からとっとと逃走。父と息子揃って逃げ足の早い壇親子でした。
永夢の命の授業
普通のライダーではクロノスのポーズには勝てず、ガシャットを取られてしまうライダー一同。このままでは、ニコの消滅を待つばかりです。
が、永夢はパラドをデリートしたと見せかけ、実はその直前で助けていました。マイティブラザーズガシャットを使って、自分の中に取り込んでいたパラドを復活させます。
「これで分かっただろう?」
永夢による、スパルタ式・命の授業。命を軽んじるものに対しては容赦がありません。
パラドに向ける、ゴミを見るような目が実に恐ろしいです。
心が震えすぎてトラウマになる
永夢のスパルタ教育により、死の恐怖を思い知ったパラド。混乱を抱えたまま、グラファイトの元に帰還します。
「何があった?」
パラドの帰りが遅いことを、密かに心配していたグラファイト。実は良い奴です。
しかしその間に、
・クロノスに消されかける
・エグゼイドに消されかける
というトラウマ体験があったことは、パラドの口からはとても言えません。
人類がいなくなったら
そんなパラドを心配して、追いかけてきたポッピー。パラドとグラファイトの説得を試みます。
「人類がいなくなったらどうなるの?」
・人類がいなくなる=人類が皆バグスター化=皆が新壇黎斗のような存在になる
確かに、それはそれで嫌です。ポッピーが人類の肩を持つのも、一理あると言えます。
逃亡の代償
問題の黎斗は、CRの床で正座させられていました。どうやら、冒頭の戦いで一人だけ逃げ出した罰のようです。これまで全く謝罪がなかった黎斗も、敵前逃亡については反省の色を見せていました。
おそらくは、黎斗の逃亡により一斉にガシャットが取られてしまったためと思われます。人の命の心配はしないが、ガシャットの安否には敏感な男です。
3週連続のごめんなさい祭り
変身のできなくなったCR一同が座す間に、永夢の元へパラドが戻ってきました。
「何で戻ってきたの?」
やはり辛辣な永夢が怖いです。何が彼を、ここまでドSに駆り立てるんでしょうか。
「ごめんなさい!!」
飛彩、ニコに続いての、パラドのごめんなさいイベント。土下座ならぬ土下寝で、涙ながらに謝罪します。
まさかの3週連続ごめんなさい祭りに、驚きとニヤケを隠せません。そろそろ物語も佳境なので、それぞれのエピソードを謝罪でたたもうとしているのかもしれません。
友情の水落ち
土下寝で反省するパラドに、永夢は深い反省の心を感じ取りました。
「僕には、お前と向き合う責任がある」
これまでのドSの態度を改め、パラドを広い心で包み込み。アメとムチを巧みに使い分ける恐ろしい男です。
さらに前回からの「パラドの水落ち」に続き、永夢も水落ち。溺れるパラドを救い出します。
これまで数多くの水落ちがありましたが、友情の水落ちというのは実に新鮮です。
パラド、デレ期に突入
永夢の優しさに触れ、パラドも改心。今後は、人の命を守るためにゲームに戦うを誓います。
「これからは協力プレイで遊ぶって決めたんだ!」
完全にデレ期へと突入したパラド。心がいつにも増して踊っています。
いったん突き放して、一気にデレさせる。永夢は生粋のバグスターたらしだと思います。
社長の本気
永夢とパラドの共闘の前に、あっさりと敗れ去る社長。ガシャットも破壊されてしまいました。
「運命を決めるのは私だ!!!」
絶体絶命のピンチに陥ったところで、まさかの覚醒。土壇場でリセット能力を発動させた社長は、ムテキガシャットを消し去ることに成功しました。
ポーズの時点でチート的だったのに、どんどん反則技を生み出してきます。この社長、何が何でも最終回まで退場しないつもりなのかもしれません。
追い詰めても追い詰めても、ゾンビのごとく甦るクロノス。ムテキガシャットまで消されてしまったCRには、対抗する手立てがほぼ無くなってしまいました。
流石は黎斗の父親だけあって、簡単には倒せません。