枯れ女の自由奔放ライフ

枯れ女ミニマリスト・弥生の日常を綴ります

激突、ビルドVSマスターク。仮面ライダービルド第14話感想

仮面ライダービルド第14話「偽りの仮面ライダー」の感想だ。

スタークの正体がマスタークと知った戦兔は、ショックを隠しきれない。だがマスターは、そんな戦兔にも容赦なく襲いかかる。

ビルドの手の内を知り尽くしたスタークを、戦兔はどう攻略するのか?

こんなときでも

ボトルとパンドラボックスを持って逃げ出すマスター。戦兔も必死で後を追う。

「なんで走りながらあらすじ紹介しなきゃいけないんだ……!」

龍我は残念ながら寝ているので、残った戦兔がやるしかなかったのか。

息を切らしながらしゃべるので、聞いているこっちも落ち着かない。こんなときくらい、あらすじ紹介も休ませてやれと思う。

いらぬ機能

しかしマスターも歳が歳、息切れを起こす。しょうがないので戦兔に追いつかれたところで変身するが、だったら最初からスタークになって逃げればよかったんじゃなかろうか。

「こっちの声の方が馴染みがあるか?」

スターク、ご丁寧にボイスチェンジャーも搭載していた。まあそのままの声じゃ一発でバレるから仕方ないのだが、戦闘の役には全く立たない機能である。

家計への影響は

ビルドを撃退したマスタークは、ボトルとパンドラボックスを持って消えた。マスターの事情以上に気になるのは、今後のビルド一味の家計である。マスターが消えたことで、経済的にはどういう影響があるんだろうか。

・マスターのバイト代が減ったことで収入ダウン?

・食い扶持が一人減ったので支出減

・龍我が変装してマスターをやることで、喫茶店の経営が盛り返すかも?

トータルで見ると、プラスになる可能性も秘めている。当面の課題は、お荷物と化した喫茶店をどう立て直すかだ。

小細工

パンドラボックスとボトルを持ったマスターは、難波会長の元へ。早速、箱を開けようと試みるが……。

「ミスマ~ッチ!!!!」

ボトル、全て戦兔が作った偽物だった。

しかもご丁寧なことに、かわいいイラストがあしらわれたハタ付きだ。たまに飛び出すオカン口調といい、戦兔は地味に女子力が高いところがある。

いけにえ

しかし偽ボトルは時間稼ぎに過ぎない。再びマスタークと戦う前に、対抗策を用意せねばならない。カギは、空ボトルに残ったパンドラボックスのカケラだ。

「相性のいいボトルを探すんだ!」

そう張り切りつつも、ボトルを龍我に押し付ける戦兔。危険なニオイがあからさまに漂っている。

「パンダ……ロケット!」

結果、激しい爆発に巻き込まれる龍我。やっぱり命がけの作業だった。

しかしそんななかでも、ちょっと顔を焦がすだけで済む龍我はただ者ではない。身体だけは人一倍丈夫だ。

安い男

マスターがスタークであることは、美空には内緒だ。が、隠れて対マスターク用アイテムを作っているところを見られてしまう。

「万丈が美空とデートしたいって!」

ここでも、面倒な役割を押し付けられる龍我。突然の無茶振りに、当たり前ながら龍我は拒否の姿勢をみせる。

「後でバナナやるから!」

「オレは猿じゃねえ!」

プロテインも付けるから!」

「……分かった」

龍我、プロテインで落ちる。どのみち、サル並みに安い男であった。

今更プロテインなど飲まずとも龍我はムキムキでいられるだろうに、なにがそんなにこの男を駆り立てるのかは謎である。

潜伏生活とは

プロテインに釣られた龍我、美空とのデートが決定する。

「変装忘れんなよ!」

こいつら、以前二人がデートしたときの惨劇をもう忘れたのか。こうして潜伏生活はなし崩しになっていくのだ。美空が再びファウストに誘拐される日も近い。

レンチン

残った戦兔は、黙々と新アイテムの開発を続ける。

「ブーッ、チン!!」

お待ちかねの新兵器完成。しかもレンチン製だ。

前作では某神が命を削りながら新能力を開発していたことを思うと、あっけないほど簡単だ。これも科学の力か。

やっぱりか

いざ、マスタークとの再戦。が、マスターとの思い出がある戦兔には戦うことができない。

ならばと、デート帰りの龍我がさっそうと現れる。

「だったらオレがぶっ倒してやるよ!」

そしてその数秒後、あっけなく地面に倒れ伏す。噛ませ犬にしても、もうちょっと活躍させたっていいんじゃないか。

やっぱり新ライダーの強さのピークは、初登場時か。クローズのパワーアップも、早いところ頼みたい。

新フレーバー

いよいよ追い詰められた戦兔、ついに新兵器を使うときがやってきた。

「R・Tスパークリング!!!」

ビルド・炭酸味が爆誕。シュワっと爽快な後味がポイントだ。

サイズもヤクルトボトルから缶へと、一気にアップ。この分だと最終的に、ビール瓶くらいの大きさまで出かねない。

ブレない男

ビルド・炭酸味の前に破れるマスターク。パンドラボックスを戦兔たちに預け、自分は消える。

「氷室幻徳には気をつけろ!」

そして最後は、ナイトローグへの嫌がらせも忘れない。たとえ窮地に立たされても、その姿勢だけはブレないスタークだった。

 

マスターが消えたことで、喫茶店や土地の問題はどうなるのか。下手をしたら、ビルド勢全員ホームレスになりかねない。早いところ、別の隠れ家を見つけた方がいい気もする。