枯れ女の自由奔放ライフ

枯れ女ミニマリスト・弥生の日常を綴ります

ガル、寂しがり屋だった。宇宙戦隊キュウレンジャー第36話感想。

宇宙戦隊キュウレンジャー第36話「ラッキーの故郷に眠る伝説」の感想だ。

ホシ★ミナトを洗脳から救ったキュウレンジャーは、ついにドン・アルマゲの本拠地へ乗り込もうとする。が、その前には数々の困難が立ちはだかる。

今週は、どんな災難がレンジャーに降りかかるのか?

重い

「自分の運を信じて進め……!」

「父さん!」

ラッキー、めずらしく居眠りで夢を見る。

根っからの明るい性格に見せかけて、実は色々と重いものをしょっている男だった。意外と闇が深そうである。

反乱

ドン・アルマゲの洗脳が解けたホシ★ミナト。ジャークマターへの反旗を翻す。

「今こそ立ち上がるんだ!」

貴重な広告塔が、逆に反乱の先導役になってしまった。現場で庶民を抑える管理職が大変なことになりそうだ。

ラッキーの友

ジャークマターの襲撃にあった故郷を救うべく、ラッキーの育った惑星ルースへ向かう。ラッキーを出迎えてくれたのは、爺やと機械生命体のシーザーだった。

「シーザーは唯一の友達だ!」

ラッキー、小さいロボだけが友達の子供時代だった。

単純に同い年の子供がいなかったのかラッキーの性格的な部分に問題があったのか、そのあたりのことはあまりツッコまない方がいいんだろうか。

身バレ

シーザーを人質に取られてしまったレンジャー。後を追おうとすると、爺やが現れてどやされてしまう。

「人違いじゃないですか……?」

「お前以外で『よっしゃラッキー』という奴がどこにおる!」

ラッキーの見え透いたウソは、口ぐせでバレてしまった。口は災いの元とは、こういうことを言うんだろうか。

虐待やめ

シーザーを人質に、伝説のマシンを呼び出そうとするカローのウンジェット。シーザーを檻に閉じ込め、手下と一緒になって思いきり小突き回す。いくらマシンとはいえ、動物への虐待は絶対にダメである。

そこかよ

そんなシーザーの叫びを聞きつけ、助けに向かうラッキー。ついでにガルも一緒にくるが、何やら様子がおかしい。

「シーザーは唯一の友達だ!」

「……だったら、オレはなんじゃ?」

ガル、気にしていたのはそこか。ピュアなうえににナイーブハートの持ち主でいやがった。意外と面倒くさいオオカミである。

「頼れる仲間に決まってる!」

「そういうことか!」

逆に、仲間以外のなんだというのか。

こうなると、ガルがほかのレンジャーのことをどうみなしているのか気になってくる。組織内のメンバーについてこだわりがあるのは、やはり群れで生きるイヌ科の習性か。

突然の改まり

シーザーのために突き進むラッキー。爺やは、そんなラッキーの無謀さに苦言を呈する。

「命を粗末になさるでない!王子」

そして、いきなりの敬語と予想外の出自が飛び出す。なんの伏線もなくラッキーの身分が明かされ、かえってポカーンとするしかない。

そろそろ佳境だから、話もマキに入っているのか。ここから怒涛の展開に期待せざるをえない。

ジェラシー?

シーザー、コジシボイジャーとなってラッキーを助太刀。スーパーキュウレンオーとなって活躍する。

「オレも負けてられん!」

そしてなぜか、対抗心を燃やすガル。やっぱり友達の一件を引きずっているのか。

頼れる仲間でも十分だと思うのだが、ガルは一体ラッキーのなにになりたかったんだろうか。

いいのか?

抵抗も虚しく、キュウレンジャーにヤラれるウンジェット。最初から最後まで、シーザに振り回されていた奴だった。

「最後に乗れたから、悔いなし!」

が、本人はわりと満足だったらしい。だったら何も言うまい。

手下 

ラッキーの父親アスラン王も生きていた。が、なぜ爺やはそのことを隠していたのか?

「ジャークマターの手下となっております……」

親父、敵側に回っていた。まさに某ジェダイの騎士親子の構図である。やっぱり、宇宙がモチーフなら外せない流れなのか。

 

ラッキー、まさかの王族。何となく漂っていたお育ちの良さはそのせいだったのか。次回は親父もさっそく出てくるみたいだから楽しみである。2週間後が待ち遠しい。

今週のお題「休日の過ごし方」