枯れ女の自由奔放ライフ

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スタークの正体が明らかに?仮面ライダービルド第13話感想。

仮面ライダービルド第13話「ベールを脱ぐのは誰?」の感想だ。

パンドラボックスを持って逃走したスターク。これまで神出鬼没で数々の現場を荒らしてきた男の正体が、ついに明らかになる。

(大体目星は付いてしまっているのだが)果たして、スタークの中の人とは誰なのか?

立てこもるな

鍋島からの電話で、事件の黒幕を知った戦兔。ショックを隠せず、思い悩んでしまう。

「一人にしてくれないか」

そして、一人で地下の基地に引きこもる。おかげで、ほかの3人が喫茶店の方に締め出されてしまった。

これではケンカの度に、締め出しの悲劇が巻き起こるということか。やはり、各自の専用スペースがないと不便だ。

当然の結果

パンドラボックスを奪われ、ピンチの幻徳。いったん難波のところへ相談に行くが、そこで衝撃の話が持ち上がってしまう。

「話はいったん白紙に戻させてもらう」

うん、そりゃそうだろう。これまでの失態の数々を思えば、むしろそうならない方がおかしい。

用済みだった

しかしそれもこれも、ほぼ100%あの男のせいだ。幻徳は早速、ことの張本人であるスタークを呼び出す。

「お前とはもっと早くケリを付けるべきだった……!」

それは、テレビの前の全視聴者が1ヶ月くらい前からずっと思っていたことだろう。幻徳、意外と甘い男だったのか。

こんな甘い男が、スタークに叶うはずがない。勝負の末に、あっさり敗れてしまった。

「新しいパートナーは俺だ!」

さらにそこからの、難波会長と手を組んだ宣言。立場が逆転してしまった。

こうなると、ナイトローグの影が一気に薄くなってしまう。いつの間にかフェードアウトして、忘れた頃にパワーアップして帰ってくるなどの展開はあったりするんだろうか。

捨て犬?

戦兔、カフェでマスターを待ち構える。そこでにわかに、マスターと戦兔の出会いの思い出話が持ち上がる。

「オレは誰だ……?」

雨の中をびしょ濡れでうずくまっていたとか、どれだけの捨て犬属性だったのか。

「ビルドドライバーだ!これでスマッシュを倒せる」

そして拾われた先で、いきなり謎の道具を押し付けられる。いくら記憶喪失で身寄りがないからって、お世話になるには明らかに怪しすぎだ。

見えてたのか

しかし、渡されたものをあっさり使う素直な戦兔。昨今、捨て犬でももうちょっと警戒心があるんじゃなかろうか。

早速フルボトルを使うと、戦兔の周りにおなじみの数式が出現する。

「何だこれ!?」

単なる変身上の演出かと思っていたら、あの数式は実際に出現していた。要するにあれは、変身中の無防備な体勢を守るためのバリア的なものということだろうか。

まさかの弱点

パンドラボックスが難波重工にあるという情報を、幻徳から教えられた戦兔。明らかにワナだが、あえてそこを正面突破する。

そして箱が保管されている部屋までたどり着くが、パスワード入力に妙に時間がかかってしまう。

「指が太くて打ちづらいんだよ!」

ビルド、細かい作業は苦手だった。

これはビルドに限らず、全ライダー&レンジャーの弱点にもなりそうだ。とすると、手先の器用さが求められる系の勝負だったら敵にも勝ち目があるということか。

相談なし

部屋の中で待ち構えていたのは、やっぱりスタークだった。ビルドは奥の手を使って、スタークを追い詰める。

「いくぞ!!」

「お、おう!」

しかしその奥の手のことは、クローズには一切相談なしだ。ビルドはけっこう、一人で突っ走ることが多い。真の相棒への道はまだまだ遠そうだ。

雑な扱い

ビルドの奥の手に逃げ出すスターク。見事、パンドラボックスを手に入れることができた。しかし浮かない顔の戦兔に、龍我が納得がいかない。

パンドラボックスを手に入れたんだぞ!?」

それはそうと、未知の危険物質を持ち運ぶのに「取扱い注意!」のシールを貼っただけのダンボールというのはいかがなものか。

やっぱり皆、口で言うほどパンドラボックスを大事にしてない気がする。こんなものが本当に、物語のカギを握ってるんだろうか。

まあ知ってたが

その夜、パンドラボックスを持ち出そうとしたマスターと対峙する戦兔。

「鍋島はスタークの正体を知ってたよ」

むしろこっちとしては、いつ来るかいつ来るかと待ち構えっぱなしだった。もっと早くやれ。

スタークの変身が解けるのを冒頭から期待していたのに、結局それがなかったのも残念である。

 

というわけで、スタークの正体はマスターだった。しかしその事実を伝えるのに、30分は長かった。物語の前半で分かっても良かったくらいだ。

今後はマスタークが真の敵として立ちはだかるのか、はたまた味方として寝返るのかを注目していきたいところだ。