スターク、言うことを聞かない。仮面ライダービルド第8話感想。
仮面ライダービルド第8話「メモリーが語りはじめる」の感想だ。
葛城殺害の謎を追い、北都までやって来た戦兔と龍我。葛城の母親と会うが、そこにもファウストの魔手が迫る。
今週こそ、葛城殺害の糸口はつかめるんだろうか?
本当に天才なのか
「仮面ライダーで天才物理学者の……」
毎週おなじみのオープニングセリフだが、これまでの話で戦兔が天才っぽかったところが果てしてどれだけあったろうか。このままだと、本当に自称天才の怪しい人物になりかねなさそうで心配である。
やはり、元が売れないミュージシャンの佐藤太郎だからしょうがないんだろうか。
社会的メッセージ?
北斗にも仮面ライダーとスマッシュが出現したことで、東都へ非難が集まる。が、東都リーダーの氷川の親父はあくまでも穏健派だ。
「軍事より経済の安定を優先させろ!」
これは、今の世の中に対する暗黙のメッセージだろうか。東映のスタッフは常に攻めの姿勢である。
黙れ
いったん、葛城母の自宅に隠れる戦兔と龍我。ついでに晩ごはんの卵焼きまでごちそうになる。
「甘っ!!!」
龍我、空気を読まず堂々と文句をいう。視聴者の期待と不安を裏切らない男だ。
食事が粗末なのも分かるが、万が一母の機嫌を損ねたら即行で刑務所行きだ。命知らずも大概にした方がいい。
コスプレイヤー龍我
葛城のデータを手に入れるため、東都へUターンした戦兔と龍我。早速出現したスマッシュ討伐に向かう。
「忘れもんだ!」
「工事現場だから作業服か……」
龍我のコスプレ、石動が用意していた。一体どこから持ってきやがった。
まさかこの衣装代も、娘に稼がせているのか。ただでさえ喫茶店が赤字なんだから、これ以上の無駄遣いはやめた方がいい。
リストラ最有力候補
葛城母の機転によりメモリーをゲットした戦兔と龍我。が、その苦労をスタークにかっさらわれてしまう。
当然怒った龍我が、スタークに戦いを挑む。
「面白い……コイツはくれてやる!」
そしてスターク、かっさらった獲物をいとも簡単に敵へ返しやがる。
これまでも真面目に仕事をしてこなかったスタークだが、始末されないのが不思議である。ほかに人員がいないんだとしたら、ファウストもかなり深刻だ。
ヤブヘビ
スタークの勝手な行動に、当然ながら怒るナイトローグもとい幻徳。勝手な部下を持った管理職はストレスフルである。
「龍我なら、アレを使える……」
龍我に降って湧いた、新しい力フラグ。どう考えてもライダー側の戦力アップになりそうな気配が濃厚に漂っている。
完成したアレで、ファウストが大ダメージを負う可能性もあるんじゃなかろうか。やっぱりコイツは、早めに始末しといた方がいい気がする。
主に敵の仲間割れのおかげで、無事メモリーを手に入れることができた。気になる中身を早く披露してほしいところである。
そして龍我が変身できるなら、そっちも年が明けるまでには見てみたいものだ。
今週のお題「私の癒やし」