枯れ女の自由奔放ライフ

枯れ女ミニマリスト・弥生の日常を綴ります

燃えよクローズ。仮面ライダービルド第11話感想。

仮面ライダービルド第11話「燃えろドラゴン」の感想だ。

ボトルをほぼすべて奪われ、まともに戦えない戦兔。このピンチを乗り越えるカギは、あの男が握っている。

新生仮面ライダー、その誕生はすぐそこだ。

◯次元ポケット

オープニングコントで、戦兔が奪われたボトルの数が16個にも上ることが分かった。

「収納とかどうなってんだよ!?」

ちょうど同じ局だし、某猫型ロボットの万能収納装置でも独自開発したんじゃなかろうか。戦兔のポケット内部には、異次元空間が広がっているかもしれない。

良かったか?

東都の実権を握ったことで、ますます調子に乗る幻徳。東都の本部へいきなり乗り込んできたスタークにも塩対応を見せる。

「これまで二人三脚で仲良くやってきたじゃないか」

が、スタークもスタークで面の皮が厚かった。それをお前が言うのか。

もし実際の二人三脚だったら、こいつらはまとも立ち上がることもできないに違いない。スタークがいなければ、ビルドはとっくに捕まっているはずだ。

スマッシュの目撃情報で、戦兔をおびき寄せるナイトローグ。戦兔もキー&ドラゴンで対抗するが、ドラゴンボトルを扱いきれず変身が解けてしまう。

「戦兔!」

戦兔のピンチに、2階から飛び降りて駆けつける龍我。が、生身で地上数メートルを落下するのはやはり足にくるようだ。いくら強くても生身では、変身したライダーのようにはいかないのが哀しい。

反抗

このピンチを何とかするべく龍我は変身を試みるが、失敗してボトルが弾かれてしまった。反発の電撃が龍我とクローズドラゴンを襲う。

そしてとばっちりを受けたクローズドラゴン、龍我に火を噴く。痛いのがよほどやだったんだろう。かわいそうである。

あからさま

戦兔も龍我も変身できず、大ピンチに陥る。が、またしてもタイミングよくスタークに救われる。

「何をする……!」

しかしスターク、怒り心頭のナイトローグを無視し無言で逃げる。

これまでは一応「ファウストのため」という体も取っていたが、最近は妨害があからさまになってきた。もはや言い訳すら面倒くさくなったか。

響かないよ

龍我が変身できないのは、人を助けたいという思いが足りないからだという。そんな龍我に対し、美空がフォローに入る。

「あたしが捕まったときの気持ち、想像してみ!?」

「助けたいと思わねえ」

龍我、美空の訴えが全くもって響かなかった。この間は原宿まで行った仲なのに、ずい分と冷たいんじゃないのか。

美空も基地の費用+野郎3人分の生活費まで稼いだりボトルを浄化したりと苦労が多い割に、ほとんど報われない不憫なヒロインである。

ツンデレ野郎

変身できないことに行き詰まる龍我。戦兔から遠回しに、恋人の墓参りに行っちゃどうかと提案される。だが龍我は、例によって戦兔に反発。が、

「墓参りなんか行かねえし!」

とか言っているそばから律儀に墓参る。ちょっと面倒くさいツンデレ男である。

消される

紗羽のスパイ活動が、美空にバレてしまった。このまま情報を流し続けるのは難しくなってしまった。

「そうか、もういい」

そして難波のジジイ、用済みの紗羽をアッサリ切る。これ、すぐ逃げないと確実に消されるパターンだ。

クローズ爆誕

スパイができなくなった紗羽、やはり捕まってスマッシュにされてしまった。戦えない戦兔に変わり、ついに龍我がクローズへ変身する。

「誰にも負ける気がしねえ!」

変身のきっかけは、恋人である香澄の墓においてあった手紙だ。

しかしこの手紙、一体どこから持ってきたものなのか。戦兔が偽装したものじゃないことを祈りたい。

助けろ

クローズの活躍により、スマッシュ紗羽とナイトローグを撃退することに成功。ボトルを奪われることだけは避けられた。

龍我は、戦兔の粋(?)な演出に感謝の意を示す。

「よけいなことしやがって……サンキュ」

「……今なんて言った!?」

二人でキャッキャしてるとこ悪いが、放ったらかしで消滅しかけてる紗羽を早く助けちゃどうか。無給で働かされる美空といい、ビルドの女性陣は扱いが不遇だ。

 

ビルド開始から約3ヶ月、ようやく第2ライダーが登場した。ビルド勢、大幅な戦力アップだ。

が、新ライダーの強さのピークは初登場と相場が決まっている。ここからクローズに遅いくる、苦難がしのばれる。