世間の流行語大賞がおかしいと感じたので、独断と偏見で流行語ランキングを作ってみた。
今年の流行語大賞は「神ってる」でした。去年に引き続きの野球ネタですが、審査員はなぜそこまで野球を推したがるんでしょうか。
しかし世間ではもちろん、野球好きの間でも「神ってる」が本当に流行っていたかは甚だ疑問。そこで「勝手に流行語大賞」を実施することにしました。
己の独断と偏見により、今年何が流行ったかをランキング。一年の振り返りついでに、良い頭の体操になります。
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次点.ニック
元ネタはディズニーの「ズートピア」。主人公ジュディの相棒である、キツネのニック・ワイルドがイケメンだとちょっとした話題になりました。
ニックのキャラもそうですが、日本語の吹き替えはあの森川智之氏。イケメンにならないワケがありません。
(オタク界隈ではセフィロスなどが代表作ですが、個人的にはときめきメモリアルGirl's sideの若王子先生役を推したいです)
ジュディ役の上戸彩氏も、「いつの間にか心を奪われている」とコメントしていました。森川氏と共演できるとは、実に羨ましいです。
15位.おそ松さん
アニメ繋がりで、おそ松さんがランクイン。テレビでは全く話題になってませんでしたが、未だに大手企業とのタイアップが続く脅威のコンテンツです。もう放送開始から1年経つのに、すごいもんだと思います。
元は、赤塚不二夫先生の生誕80周年記念として作られたアニメです。制作陣もまさか、ある特定の女子界隈で爆発的な人気がでるとは予想もしていなかったでしょう。
ただ「腐」的な要素を除いても、おそ松さんは割とよく出来たアニメであったと思います。おそ松さんのコンビニコラボグッズを求めて、早朝から突撃を繰り返したのは良い思い出です。
(が、私は「腐」ではなく、ただのオタク女です)
14位.貧困女子高生
一時期「全然貧乏じゃないじゃないか」と話題になった、貧困女子高生。パソコンを買うお金がないと嘆く一方、1000円ランチを食べたり各種グッズを集めていたことが印象深いです。
今日び、パソコンも数万円出せば手に入る時代。おそらくランチとグッズを買わず節約すれば、安いものは買えたろうとは思います。
が、友達との付き合いや好きなことを全部我慢しろというのは、10代の若者には少々酷ではないでしょうか。絶対的貧困だろうが相対的貧困だろうが、子供にお金のことで惨めな思いだけはさせてほしくないものです。
13位.広島優勝
「神ってる」は全く覚えていませんが、広島がリーグ優勝したことだけは印象に残っています。ついでに、「25年ぶりの日本一(未遂)」もセットにしたいところです。
ちなみに私は、空気を読まずに日本一をさらっていった日ハムの方を応援していたひねくれ者です。
12位.この世界の片隅に
現在、ネットの口コミを中心にジワジワと人気が広がっている長編アニメ作品。年末年始を狙って、観に行きたいです。
先日はヨコハマ映画祭で作品賞を取り、日本映画ベスト10では栄えある1位に。上映館がとてつもなく少ないので、この勢いに乗って大手シアターでもやってくれないかと期待しています。
観た人の評判は上々なのに、メディアでは全く取り上げられません。もしや、ヒロインの「のん」氏関連で圧力でもかけられているのでしょうか。
11位.逃げ恥
ドラマの本編は全く見ていませんが、今期のドラマの中ではトップの人気を誇っています。劇中の「恋ダンス」は、今年の忘年会の人気演目です。
ヒロインの相手役である星野源氏は、NHKのコント番組「LIFE」で知りました。当時はアーティストであるとは全く知らず、どこかのお笑い芸人かと勘違いしていたものです。
「逃げ恥」ブームと一緒に、恋愛をすっ飛ばす「いきなり婚」が注目の的に。世の中、どんどんエコ志向に拍車がかかっています。
10位.熊本地震
熊本を襲った、二度の大地震。正直、東京に住んでる身としては他人事ではありません。
今まで「震災対策はお金ができてから」と思ってましたが、少々の無理をしてでも早めに備えた方が良いかもしれません。
9位.小池フィーバー
脱自民をかかげた小池都知事が、秒殺で当確を出したのが心に残っています。同じ女性からすると、初の女性都知事としてどこまで活躍するのか気になるところです。
就任してからの「豊洲問題」だの「東京五輪問題」だの、面倒ごとが多くて大変だと思います。とにかく、税金の無駄遣いだけは絶対に止めてもらいたいです。
8位.日本◯ね
日本の保育園問題も、なかなか解決されない難しい課題です。こういうとき、身近に相談できる議員でもいれば心強いのかもしれません。
「一億総活躍」とうたってはいても、本音は「女は家庭で子育て」と思っている輩は多いと思います。土地や制度の問題以上に、こういった「女性らしさ」を求める考え方を変えていかないと解決は難しいのではないでしょうか。
7位.シン・ゴジラ
「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督が制作したゴジラ。怪獣ものですが、サスペンス要素もあって緊張感が漂っていました。作中に出てきた「尾頭ヒロミ」の人気も印象深いです。
日本だと大ヒットで、ゴジラファンではない私も面白いと思います。が、海外だとイマイチ評判が良くないのが残念です。やはりハリウッドでは、派手なバトルとLOVEがないとダメなのでしょうか。
それでもシンゴジは、次回作にも期待したいところです。ゴジラと一緒に「モスラ」も出してはくれないでしょうか。
6位.PPAP
ジャスティン・ビーバーの口コミで、一気に世界中に広がった「PPAP」。私が全く知らなかったのに、母が口ずさんでいるのが発覚したときは軽いショックでした。
ヒットからたったの数ヶ月で、紅白まで昇り詰める人気っぷり。人生、どこでヒットするか分からないものだと思います。
「恋ダンス」に並び、PPAPも忘年会の人気演目です。が、やらされる方にはかなりの憂鬱ムードが広がっていて可哀そうでした。もし私が「やれ」と言われたら、当日仮病で休みます。
5位.ドナルド・トランプ
まさか本当にこの人が大統領になるとは思いませんでした。ドナルドフィーバーが起こって、円安の波が起こったのには驚きでした。
ただ、実際大統領に就任するのは来年1月。TPP離脱だのメキシコ国境問題だの、世界に余計な混乱が起きないことを祈るばかりです。
4位.ブレグジット
ドナルド・トランプ氏の大統領当選もそうですが、ブレグジットも相当なショックがありました。世界はどうも、格差を広げる方向で動いているようです。
既存の政権に嫌気がさした気持ちも、分からなくはありません。が、だからと言って、調子の良いことを言う輩に付いていくのは危険ではないでしょうか。
日本でも、やたらと不安をあおる勢力が少なからずいます。この世界の波が、日本にも来やしないかと内心心配です。
3位.君の名は。
言わずと知れた、今年NO1.の大ヒット作。興行収入が200億を突破し、1位に迫る勢いです。このまま1位に君臨して、落ち目のスタジオジブリに活を入れてもらいたいです。
各方面からのバッシングも一部ありますが、面白いものは面白いのだから仕方がありません。世界中でもヒットを飛ばしている辺り、扱うテーマが相当普遍的なのかと思います。
この大ヒットで、新海監督は次の作品がプレッシャーになりはしないのでしょうか。変に世間に迎合せず、どこまでも「新海節」を貫いてもらいたいです。
2位.ポケモンGO
ポケモンGOも一気に広がり、今では世間に定着した感があります。人気スポットでポケモンをゲットする光景は、もはや当たり前のものとなりました。
今はスマホの画面越しですが、そのうちVRなどに対応したらもっとスゴイことになりそうです。ポケモンを追いかけすぎて、現実に戻ってこられなくなるかもしません。
1位.ウェルク問題
数々の猛者を抑え、流行語第1位に輝いたのは「ウェルク問題」です。問題発覚からわずか4日で閉鎖に追い込まれるとは、よほど全方面から恨みを買っていたんでしょう。
ウェルク問題についてはこちらから↓
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これをきっかけに、記事の盗用についても監視の目が厳しくなることは間違いありません。まだ残っているまとめサイト群が、どのような対応をするのが注目です。
色々とツッコミどころも満載の流行語ランキングになりました。私としては、ウェルク問題は来年も引き続き盛り上がりを見せて欲しいです。