枯れ女の自由奔放ライフ

枯れ女ミニマリスト・弥生の日常を綴ります

社会不適合者という呼び方は後ろ向きなので、代わりにもっと良い呼び名を考えた。

現状の社会システムに合っていない人間を指す、「社会不適合者」という言葉。いかにもネガティブな言い回しなので、これに変わる前向きな呼び名を考えてみました。

社会に適合できないということ自体は、良くも悪くもありません。問題は、それを踏まえてどう生きていくかということじゃないでしょうか。

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社会に適合するのは正しいことか?

かくいう私は、360°どこから見ても立派な社会不適合者です。会社に属せずフリーの根無し草としてマイペースに働き、結婚も子育てもしない。保守派から見たら「社会のお荷物」的な人間でしょう。

9時から18時まできっちり働き、昼休みは12時から。休日はゴールデンウィークと夏休みと年末年始の1週間くらいで、後は働き通し。こういうことができる人が、今は立派な社会人です。それにイチイチ疑問に感じる人間は、高確率で落ちこぼれます。

年々不登校の子供が増えているという話もありますが、多分「社会に適合するための訓練の場である学校」に馴染めないことが原因なんじゃと思います。おそらくもっと、自分の自由に勉強できれば生き生きと通えるはずです。

もちろん、社会に適合できればそれが一番です。が、こればっかりは自分の意思ではどうしようもありません。いくら頑張っても、嫌なものは嫌なのです。

「不適合者=今の価値観に合わない人」

しかし今の社会に不適合な人というのは、見方を変えると「当たり前と思われている価値観」が通用しない人です。100年前に「男女平等」を声高に主張した人たちは、まさに「社会不適合」と見なされたことでしょう。

しかし100年後の今、「男女平等」は(建前上は)尊ぶべき考え方だというのが普通になりました。今の価値観に合わないからといって、それが間違っているとは限りません。

社会不適合=新しい価値観を持つ人

今の価値観に合っていない考え方でも、将来的に普通になる可能性もあります。社会不適合な考え方というのはむしろ、「未来を先取りした考え方」とも言えます。

今までの考え方や価値観がガラッと変わることは、「パラダイムシフト」と呼ばれます。ここから、社会不適合者のことは「パラダイムシフター」と呼べば良いんじゃないでしょうか。

社会に馴染めないことを「不適合者」というから、「落ちこぼれのダメな奴」というイメージが抜け切らないんじゃないでしょうか。これでは、不適合者がますます自信をなくしてしまいます。

そこで代わりに「パラダイムシフター」と呼んでみる。これだと、「新しい考えを持った人」「今までの価値観に疑問を投げかける人」みたいなイメージになります。ちょっと厨ニっぽいところも、一部の若者に大ウケしそうです。

今はマイナーな考えでも、10年、20年と経つごとに、同じ考えの人がだんだんと増えていく。今の社会の価値観に「これっておかしい」と主張する人は、パラダイムシフトの最先端を行く人達と言えると思います。

パラダイムシフターはもっと自信を持って良い

「自分は新しすぎる価値観を持っているんだ」と思えば、むやみに落ち込むこともないと思います。むしろ先見の明を持った人間として、堂々と生きれば良いです。 

政府も「一億総活躍」とやっきになっているワケだし、ここは社会不適合者の価値観ももっと受け入れて欲しいところです。マイナーな考え方の人間を、自分たちの価値観に矯正しようとするのは不毛以外のなにものでもありません。

今の社会に適合できないと生きづらい事このうえないし、風当たりも強いです。が、それでも、そういう考えが悪いというものじゃありません。生きづらいなら生きづらいなりに、それを受け入れて上手くやっていく方法を見つければ良いと思います。

 

社会不適合者は、ある意味「新しい価値観」に生きている人たちとも言えます。落ちこぼれであることに悩まず、もっと世間に疑問を投げかけてほしいです。