戦兔、灯台もと暗し。仮面ライダービルド第4話感想。
仮面ライダービルド第4話「証言はゼロになる」の感想だ。
鍋島の家族を救うため、西都へ向かった龍我。が、そこにはファウストのワナが待ち受ける。
今度こそ、冤罪を晴らす取っかかりをつかむことはできるんだろうか?
早く病院へ
今週もやってきた、オープニングコント。が、戦兔の様子がおかしい。
「毒が回って話しどころじゃないか!」
戦兔がダウンしたのを良いことに、独壇場の龍我。ちょっと嬉しそうなのは気のせいだろうか。
とりあえずコントが終わったら、速やかに病院に連れていってほしいところである。
第一発見者の法則
が、問題の戦兔がめざめると、そこは秘密基地だった。どうやら、石動が助けてくれたらしい。
「倉庫で倒れてたから……」
敵に襲われたところをタイミング良く助けるなど、どう考えても怪しい。ここは軽く流さずに、しっかり突っ込んだ方がいいところじゃなかろうか。
アイドルの闇
ファウストの情報をさらにつかみたい戦兔。スマッシュ成分のボトル化で疲れきった美空に、みーたんのムチャ振り要請をする。
「ヤダ!ヤダー!!」
美空、全力拒否からのみーたんチェンジ。これがネットアイドルの過酷さなのか。
このままだとそのうち、中継の最中に炎上沙汰を起こしやしないか心配である。
パンドラボックスの価値とは
スマッシュとパンドラボックスの関係を疑う戦兔は、珍しく研究所の仕事に力を入れる。そこで、パンドラボックスのパネルが一部なくなっていることを発見する。
「3年前、外側のパネルが盗まれた……」
最初の式典の最中に不審者の侵入は許したうえ、ボックスの一部は盗まれる。コイツ等、本当にパンドラボックスを守る気があるんだろうか。
犯罪者の手口
一方、西都へ密航した龍我と紗羽は、鍋島の家族が済むマンションへ向かう。が、普通に入ったのでは怪しまれるので、宅配業者に変装して忍び込む。
「鍋島の家族か……!」
思えばこれ、100%犯罪者の手口である。龍我のガラの悪さもあいまって、普通に怖い。
紗羽がいなかったらコイツは、西都でとっ捕まってたかもしれない。
二度までも
西都組が家族を連れ出している頃、戦兔は新たなスマッシュと戦っていた。倒して成分を抜き取ると、またも正体は鍋島だった。
せっかく実験体にされて助かったのに、直後にまた実験体だ。どこまでも再利用してくるヤツ等が恐ろしい。
なぜ気づかなかった
鍋島は今回も助かったが、後遺症として記憶をすっかりなくしてしまった。龍我の無実を証言することもできなくなってしまった。
「このボルトはヤツ等のところにもあった……!」
が、奇跡的に超重要な手がかりは覚えていた。秘密基地のボトルは、ファウストのところにもあったらしい。
「あんたはファウストなのか……!?」
そこでにわかに怪しさを増す、石動。元研究員だったりするんだろうか。
しかし喫茶店の地下に秘密基地があって記憶喪失の男を普通にかくまうなど、どう考えても一般人の所業ではない。逆に戦兔は、よく一年間も気づかなかったもんである。
4週目にして展開が詰まってきたかと思いきや、新たな燃料が投下された。ここからどんどん、盛り上がっていくのか楽しみなところだ。