ナイトローグの正体。仮面ライダービルド第7話感想。
仮面ライダービルド第7話「悪魔のサイエンティスト」の感想だ。
突如降って湧いた、戦兔による葛城博士の殺害疑惑。記憶を取り戻すはずが、とんだパンドラの箱を開けてしまった。
二転三転する事態に、どう立ち向かえばいいのか?
もろい友情
戦兔に降りかかる、葛城殺害容疑。黙ってられないのはこの男だ。
「お前がやったんだろ……!」
執拗に同じ質問を繰り返す龍我。1日中張り付かれたら暑苦しくてしょうがあるまい。
先週、いきなりの呼び捨てで友情が進展したかと思ったらこれだ。もうちょっと、自分を助けてくれた男のことを信じてもいいんじゃなかろうか。
信用ゼロ
が、戦兔を信用してないのは龍我に限らなかった。
「フダンからジブンのことー天才物理学者とかアブナイことイッてたんでー」
石動ファミリー、いざとなったら戦兔を売る気マンマンだった。
確かに、記憶喪失・半ニート・アリバイなしの三拍子が揃った不審人物だ。信用できる要素がないのが哀しい。
困ったときのネットアイドル
己の容疑を晴らすべく、北都行きを決意する戦兔。そのためには、高額な闇ルートの通行料が必要だった。
「俺にたかる気!?」
「ねーよ」
が、回りにいるのは文無しの野郎ばかりだ。戦兔、自分の給料だけじゃ足りないのか。
「しょうがない……」
最後の砦は、石動ファミリー唯一の稼ぎ手であるみーたんだ。お前ら、日雇いでもなんでもいいから少しは稼げ。
灯台もと暗し
戦兔たちの北都行きを知ったファウスト、何としても阻止したいようだ。幻徳はナイトローグに変身して後を追う。
戦兔、ナイトローグはお前の上司だ。ついでに内海も一味だ。早く退職した方がいい。
クビにしたら?
ナイトローグはビルドの北都行きを阻止しようと、スタークを差し向ける。
「ハイよ」
が、命令が嫌いなスターク、むしろ新兵器でビルドを手助けする。ビルド勢もけっこう意志がバラバラだが、こっちもこっちで一枚岩じゃなかった。悪いことは言わないから、早めにクビにしちゃどうか。
おじさん
何とか北斗へたどり着いた、戦兔と龍我。葛城の母親に会うも、帰れと一蹴されてしまう。
二人が意気消沈しているところに、母親の教え子がやってくる。
「おじさんたち、巧お兄ちゃんの知り合い?」
二人、まだ20代前半なのにおじさん呼ばわりされる。見た目的にはどう考えても葛城の方が老けているのに、とんだ災難である。
もしかして二人とも、加齢臭が相当にキツかったりするんだろうか。
かわいいだけじゃない
そこへ、自由を愛するスタークが出現。新しいパンダボトルで戦うが、ベストマッチじゃないので分が悪い。あわや負けるかというところで、ドラゴンマスコットに助けられる。
「また強くなったな……!」
さらに龍我の活躍もあり、ロケットフルボトルまでゲット。パンダ&ロケットでスタークを退けることができた。
命令違反で勝手な行動を許した挙句、貴重なフルボトルまでライダーに奪われる始末。果たしてスタークは、来週以降も無事でいられるんだろうか。
スタークは去り際、葛城がファウストを作ったとの捨て台詞を残す。葛城は、自分が作った組織に殺されたということか。やはり危険すぎて排除されてしまったんだろうか。
それともまだどこかで生きていて、出番を待ち構えているのか。もしかしたらラスボスという可能性もある。