枯れ女の自由奔放ライフ

枯れ女ミニマリスト・弥生の日常を綴ります

激闘、ツルギVSクエルボ。宇宙戦隊キュウレンジャー第46話感想。

宇宙戦隊キュウレンジャー第46話「希望と絶望のはざまで」の感想だ。

クエルボもといドン・アルマゲは、超巨大爆弾で宇宙ごと消し飛ばそうとしていた。キュウレンジャーの宇宙をかけた戦いが始まる。

キュウレンジャーは、宇宙の救世主となることができるか?

ツルギの察し度

ツルギ、クエルボの闇に気づけなかったことを悔やむ。

「オレ様は人の心が分からない男ということだ……」

司令がウソの命乞いをしたとき本気で動揺するなど、もしかしたらそういう面はあるかもしれない。多分、「司令=情けなキャラ」と思ってたんだろう。

コイツはこういうヤツだと決めてしまうと、そこから抜け出せないというのはありそうだ。ほかのメンバーの第一印象も聞いたら物議をかもす可能性が大きい。

司令が命乞いした話はこちら↓

karejo-jiyuhonpo.hatenablog.com

発想がAC

ツルギとクエルボの正面衝突。クエルボが過去に命をかけたのは、何のためだったのか?

「強くもないこのボクが、宇宙に名前を残すためだ!!」

認めてもらおうという気持ちが強すぎて、平気で死ぬことを選ぶ。発想が完ぺきにACだ。

さらにはツルギがラッキーをかばったことに嫉妬し、ラッキーを絶望のなかに閉じ込める。ツルギへの思いが闇深過ぎである。

ツルギはクエルボを参謀扱いして戦うなと言っていたが、無駄でもいいからクエルボを鍛えるなりなんなりすればここまで病むことも無かったろう。大体の悲劇は、コミュニケーションの不足から起こるものである。

サソリ座の万能性

しかしラッキー、クエルボの闇深を見事に乗り越える。さらにスティンガーとナーガも駆けつけ、ラッキーから受け取ったキュータマを使って戦う。

「スピア以外も使えるんだな」

「サソリ座の戦士に苦手なものはない!」

戦いだけでなく、針仕事や歌までこなす素敵な一族である。スパーダに役目を取られているが、多分料理もできるんだろう。

針仕事の話はこちら↓

karejo-jiyuhonpo.hatenablog.com

歌の話はこちら↓

karejo-jiyuhonpo.hatenablog.com

だが倒す

クエルボ、仲間と共に戦うレンジャーの前に敗れる。しかしドン・アルマゲの力を失っても、心の闇までは晴らせなかった。

「お前の心に気づいてやれなかった、オレ様の責任だ……」

救世主のなかにカウンセラーでもいればよかったかもしれない。スティンガーの暴走にナーガの闇落ちといい、カウンセラーの存在で防げた悲劇は多い。

「宇宙はボクのものだーー!!」

「……」

クエルボ、自暴自棄でツルギに突進。だがツルギ、クエルボに対して全くの無抵抗の素振りを見せる。まさか剣ごとクエルボの心を受け止める気なのか。

「……!!」

と見せかけて、クエルボに鮮やかな一閃をお見舞い。最後は華麗にとどめを刺した。

ACの心を丸ごと受け止めようと思うと、本当に自分の人生を丸ごと犠牲にしないといけなくなる危険もある。こうしてスパッとトドメを指すというのが、お互いのためかもしれない。

怪我の功名

肉体を失ったドン・アルマゲ、今度はツルギに取り憑く。

「ドン・アルマゲごとオレ様を葬れ!!」

「断る!!!」

ラッキー、ツルギの命がけの願いを全力で却下。さすがはオレ様の頂点に立つレッドである。

だがその結果、ドン・アルマゲはツルギの力を得てより凶悪化してしまった。

「プラネジウムを吸収して不死身の力は復活する!」

ということは、死にかけだったツルギも再び不死能力を手に入れたということか。よっしゃラッキーである。

戦いが終わった直後に死んだ歴代レンジャーは結構多いので、ツルギもそのパターンかと思っていた。これで平和を取り戻してもひと安心だ。

先に逝く

だがまずは、ドン・ツルギをなんとかしないといけない。

「皆……頼んだよ!!」

そんなさなかに、いきなり司令が犠牲となる。ツルギに続いて、急な展開についていくのが大変だ。

そしてこんな展開でも、しっかりキュータマダンシングを流し切るキュウレンジャー。ほんと、このエンディングにOKを出したのは誰だ。

 

司令が死んだとなると、来週はラッキー以外全員消滅ということも十分ありえる。最後に全員入ればいいでしょという、スタッフの強引なドリブルに混乱させられっぱなしである。

残り2話、最後まで目が離せない。